Steam Client for Macを試してみた

予定どおり5/12にMac版Steamがリリースされたので、さっそく入れてみた。

インストールはアプリケーションフォルダにD&Dするだけ。Macのこういうシンプルさがいいと思う。(このSteam.appってのがアーカイブになってて中に色々データが入っている。)


UIはWindows版の新しいやつと一緒。使える機能もパッと見た感じ同じだった。違うのはSteam内ブラウザくらい。起動前後でプロセスの差分を取ってみたけど、外部ブラウザは使用していないみたい。Windows版もいい加減SS開くのにIE使うの止めればいいのに:P

Macに対応してるゲームは今のところがPortal(5/24まで無料!)とTorchlightなどインディーズゲームを中心に57タイトル
PortalとTorchlightを持っていたのでMacBookで動作確認してみた。

スペック

MacBook Late2008 (C2D 2.0GHz / Mem 4GB / GeForce 9400M / OSX 10.6.3)

Portal

解像度1280x800、グラフィックスの設定は全部"低"で動かしてみた。流石にオンボードだときついかなっと思ってたけど、一応遊べるレベルで動く。(感覚的には30FPSくらい) 解像度を落とせばもうちょいFPS稼げそうだけど、シングルだし撃ち合いもないのでこれでも十分。

Torchlight

解像度1280x800、グラフィックスの設定はAAだけ切って、他はすべて最高設定でも割とストレス無く動いた。(戦闘中の激しいエフェクトのときはさすがにカクつく。) ちなみにSteamCloudに対応してるのにPC<->Mac間のデータが同期されないのは(Torchlightの)仕様らしい。フォーラムにも書いてある通り、手動でセーブデータを移して認識させることは出来た。注意点としてはCloudに保存されてあるデータより新しい日付になっていないと起動時に上書きされるので、touchコマンドなどでセーブデータの更新日時を変更する必要がある。


とりあえず2年以内に出たMacだとこの2つのタイトルに関してはちゃんと遊べそう。(多分他のインディーズゲームも大丈夫) ただ以前にも書いたかもしれないけど、OSXはマウス加速が切れない上にすごく変態的な加速をするので、正直そのままではFPSゲームは遊べたもんじゃない。Portalですら発狂しそうになった。
なので、USB Overdriveなど加速を切るツールは必須。僕は decelerate_mouse_trackpad というのを使っている。これが一番シンプルだし"ちゃんと"加速が切れるのでオススメ。
あと、MacBook(Pro)でゲームする人はCPUの温度に気をつけてあげないと大変なことになるかも。ファンをMaxの6200rpmで回しても80℃位になるので長時間のプレイは結構怖い。